2006年度の方針について

今年の活動方針というか、私がWWW上で文書を公開する際の方針について、記しておきたいと思います。
まず、私が常に意識していることとして、以下のような大原則があります:

1.閲覧者を考慮に入れる
自分が公開した全てのリソースについて、ありとあらゆるユーザー(閲覧者)の存在を想定し、そして彼らを最大限に尊重します。具体的には、以下の項目を遵守します:
1.1.閲覧環境を限定しない
どのような形でリソースを公開するにせよ、とりあえずアクセシビリティは確保したいと思います。つまり、全ての閲覧者に対して情報が伝わるように努力します
1.2.最善を尽くして公開する
事実に関する記述をする際には、可能な限り正確性を追求したいと思います。したがって、公開は極めて慎重に、そして確実なものを対象に行います
1.3.公開したリソースを削除しない
公開したことに対する責任および、そのリソースの利用者に対する配慮として、公開したリソースの削除は決して行いません。たとえ、それが自分にとって不利益となる文書であっても、です。
1.4.文書のタイトルおよび見出しを特に注意して決定する
これは、今までにも増して気をつけたいと思う項目です。その一環として、ここ(d.hatena.ne.jp)では見出しに日付を利用することをやめ、該当文書と関連した見出しをつけることとします。この点に関する詳細な理由というか考えについては、後日公開します。
2.WWWの公共性を念頭に置く
去年(2005年)の後半に、私が繰り返して述べていたと思われる事項です。
2.1.『更新』を目的としたリソースの公開をしない
更新は、目的ではありません。
2.2.『馴れ合い』は控える
可能な限り個人的な立場を排除して公開に臨みたいと思います。これは、内容の信頼性を高めるためでもあります。
加えて、以下の点について本年は意識したいと思います:
3.「です・ます」調と「だ・である」調を使い分ける
去年までは前者で統一していましたが、今年からは使い分けたいと思います。どのように分けるのか未だにピンときませんが、それぞれの利点はあるはずですので、模索していきたいと思います。
4.固定的な文書の確保
ここで公開されている文書は、全て「はてなダイアリー」というCMS(Contents Management System)によって出力されています。これもいずれ述べることになると思いますが、CMSを利用したWebサイトと従来のような静的Webサイトでは運用方法を分ける必要があると考えておりますので、そのうちどこかに保管庫というかアーカイブのサイトを作成するかもしれません。
以上の点に気を付けつつ、本年度もWWWに関する活動をしていきたいと思います。よろしくお願いします。