今日は、サークルで担当しているプログラム講座の一つである、VisualBasic講座が今期初めて開かれました。担当しているとはいえ、師事した期間は1年間、指導を受けた回数は20回くらいですので、大した事は教えられません。まあ、大学祭に向けて何とか出店用プログラムが作れるところまで学習してくれたら、と願っております。というか私も、去年に続いて今年度もプログラムを一つ作らねばならないわけですが…。あまり凝ったことはできないので、去年と同じ感じになりそうな予感です。
ところで、初めて講座を担当してみた感想ですが、人に何かを教えることは本当に難しい作業だと、改めて思い知らされた次第であります。今回のVB講座をとってみても、コントロールの配置から始まって、変数の定義、データ型の種類、イベントの実行、プロシージャの概念、ソースコードの書法など、自分たち(既習者)がごく当たり前に使っている事柄を教えようとしたとき、本当に理解できていないと教えることができないわけです。今回、この「理解」というものの重要性を認識したと思います。どんなに多くの場数を踏んでいたとしても、それが必ずしも「理解」したこととは限らないわけで、その場合、結局よくわからないままプログラムを作っていることになります。そして、本当にプログラムを「理解」しているかは、自分で気付くのは難しいはずです。ですから、講座の担当を通じて自分の理解度の低さを実感できたことは、貴重な経験になったと思います。新入生と一緒にステップアップしていきたいところです。
あともう一つ、強く実感したことがあります。それは、私にVBを教えてくれた人の偉大さというか、指導能力の高さです。例えば、講座の資料作成が挙げられます。私も今回初めて「講座資料」なるもの(いわゆるレジュメ)を作成してみたのですが、これが意外と難しいというか、結構な時間をかけて作成しても、実際の講座では大した時間使用されなかったりして、なかなか労力を要しました。それなのに、毎回文句一つこぼさずクオリティの極めて高い資料を作成して下さった先輩は、本当に偉大だと思います。今回、資料作成に当たって大いに活用させて頂きました。この場をもって、お礼を言わせて頂きたいと思います。
こんな感じの感想を持った頼りないVB講座ですが、一年間(というよりだいたい半年間)よろしくお願いします。